2024年度の悪の組織おすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2024年度の悪の組織成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月11日の時点で一番の2024年度の悪の組織おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.7 1 2024年度の悪の組織アニメランキング1位
かつて魔法少女と悪は敵対していた。(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (103)
330人が棚に入れました
悪の組織――あらゆるものを侵略し、あらゆるものを滅ぼす。 残忍にして狡猾なその組織のブレーンには、王の片腕たる悪の参謀がいた。 地上侵略の危機に立ち上がる、薄幸の魔法少女・白夜。 彼女と対峙した悪の参謀・ミラは、なんと一目ボレしてしまい……。 魔法少女と悪が敵対していたのは、かつての話。 殺し愛(あ)わない、ふたりの行く末は――?

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

参謀さんは恋の病

素晴らしい15分癒しアニメ
いぬぼくの作者のかたですが、本作品を連載中に若くしてお亡くなりになったため遺作にして未完の作品となっております・・・
ステキな作品をありがとうございました。

ミラさんがお気に入り
ミラさんも白夜も、戦闘員の皆さんもみんなかわいかった

この作品に限らないけど、悪の組織が悪の組織してないのが笑える
悪の組織とはいったい・・・

この世界観もっと見ていたいな

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これぞ至高の15分アニメ

とても平和で優雅で微笑ましい作品。

何よりヒロインの白夜が可愛い。いわゆる貧乏で薄幸な魔法少女なんだけど、その神秘的かつ愛らしい見た目におっとりとふわふわした感じの性格ゆえに、悪の組織の参謀さんであるミラが一目惚れしてしまうのも分かるし、色々美味しい物とかを贈り物したり会いに行くのも分かる気がする。

また、そんな二人の周りの人達も中には多少の癖のありながらも良い人ばかりといった印象で、しいていうと作中で小悪党と感じられたのはごく一部のモブキャラ(第一話冒頭で未成年で酒買おうとしてた客とか)ぐらいかなぁ汗。

一応、他の魔法少女だったり、使い魔も登場して物語に絡んだりしますが、それでも白夜とミラの二人の間には必要以上に干渉することはなく、あくまでも二人の逢瀬をメインに毎回楽しむ事が出来る。二人のやりとりもとても微笑ましく、それでいて尊いものでいつまでもこの時間が流れてたらいいのになと思わされる15分✖️12話でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

魔法少女は全てをパリンする

魔法少女を見るのは久しぶりだ。
リソースを重点配分し、変身バンクに全集中!
まどマギに加え、プロット、キャラの関係性は『こばと。』と言ったところか。遡ってハチクロの観覧車成分までも注入、限りないリスペクトを感じる演出が嬉しい。
もちろん、そんな重いお話ではない^ ^。
                (2024/07/22)
ファ〜〜〜〜⭐︎ク!!!
8頭身モナーだけでも事件の香りがプンプンなのに、
今度はゴリゴリのめんトリさんまで^^;
火花ちゃんの変身バンクも必見、保存版であります^ ^
                (2024/08/27)

ところで、貴方はどちらサイドの住人かな?

気がつけば、穏やかで、切なくて、今一度、もう一度、エンドレス…。
かけがえのない日々は続くのだ。
そう、彼女の笑顔はプライスレス。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

70.6 2 2024年度の悪の組織アニメランキング2位
魔法少女にあこがれて(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (199)
584人が棚に入れました
わたし、柊うてなは魔法少女が大好きなごく普通の女の子☆ある日、変身する力を与えてくれそうなマスコット的なやつに出会って不思議な魔法をかけられちゃった! これでわたしも魔法少女に――と思ったらえ? なにこの格好?悪の組織の女幹部ってどういうこと!?これからわたしどうなっちゃうの~~~!!?魔法少女ファンの心優しい内気な少女がサディスティックに大変身!!?正義と悪の激しい SM プレイ(!?)スタートです!!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

オリジナルのないエロ2次創作が生み出したオリジナリティ。

 最終回が一番面白かったのが意外でした。ツボに入って声を出して笑い転げました。
(追記 12話で終わりと勘違いしていました。13話がありました。この作品に水着回が意味があるのかわかりませんが、マジアアズールの覚醒が明言されていました。やはり、マジアアズールが真の主役でした。伏線はずっとありましたから、一応これで伏線回収ということで)

 この手の作品は出落ちが多いので本作もそうかなと思っていたら、どんどん面白くなってゆきました。原作未読なので、アニメの制作の力なのか原作の出来の良さなのかはわかりませんが、エロと面白さの相性の良さを最大に引き出した秀作と言えるでしょう。

 それと本作をメタ的に俯瞰した場合、本作はちゃんと構造上「魔法少女もの」の物語になっているのが素晴らしかった。魔法少女に憧れている少女が闇墜ちして、悪役に回る。悪に取り込まれそうになるけど、悪のやり方が気に入らず、3つ巴の対立構造になる。そして、真の悪役である異質な悪意(ヴェナリータ)が次の展開をにおわせる。

 これをシリアスにやろうと思えばそのままダークヒロインものにもなりそうだし、原点ともいえる女児向け魔法もの(プリキュア等)にもなりそうです。つまり本作はプロットがしっかりあります。

 キャラのコンプレックスを使えばテーマの深堀りもできます。悪と正義の仲良しごっこは魔法少女モノそのままです。本作はそれをエロに持って行ったということですね。

 出来がいいので、テーマ的なものを牽強付会できなくはないです。が、それは視点を間違ってしまう気がします。
 本作の優れているところは「魔法少女」というカテゴリーのエッセンスを抽出して、そこにエロのガワをかぶせることによって作品を仕上げているということです。
 オリジナルのない「魔法少女もの」という概念に対する2次創作が、結果的にどんな作品よりもオリジナリティを産み出したという評価が正しいかもしれません。要するに本質を見抜く目を持った人が作り出した作品と言えるでしょう。

 最後のエピソードが特撮怪獣ものの視点でも描けるよ、というのを見せてくれたのもいいですよね。シンウルトラマンでみんなが思った事をそのままやっている感じです。
 いろんなカテゴリーのエッセンスを抽出して、是非、特撮もの、戦隊もの…と続けて欲しいものです。


 作画の評価4が高すぎるのは分かりますが…しかし、ここまで攻めた作品をやり遂げたスタッフへの敬意も込めて。

 



1話 化けたらすごい作品になるかも。推し活の深層にあるリビドーを描いている?

{netabare}  可能性を感じる作品です。明らかにまどマギのオマージュですが、力と引き換えの自らの選択を試されているわけでなく、強制的に魔法少女…のアンチとされてしまうところが秀逸です。

 少女の憧れだった魔法少女をまどマギで少女の欲望・ダークサイドとして描きました。その後「魔法少女特殊戦あすか」「間違った子を魔法少女にしてしまった」等過激さは増して行きますが、いずれも魔法少女側です。この作品はその点で視点が非常にいいです。

 そして、その逆転構造にエロス・リビドー・性癖を入れてきています。これはメタ的な視点で 2次元の魔法少女を愛でるマインドとは?理屈をつけてもエロだろう?という意図が見えます。少女の性の切り売りというのはまどマギのテーマの一つでもあると思いますが、あまりそこは注目されませんでした。

 また丁度今やっている「SHY」のヒロインのメンタルに非常に近いので、正義・悪というよりも、コンプレックスと2面性、承認と立場のような構造になるのかな?という気もします。

 ウテナという名前にも何か意図があるのか?柊の意味は?マギアレコードの方には出てくる苗字みたいですが見てないのでわかりません。花言葉というより棘があるのと冬の字が入るのが重要なのでしょう。

 とにかく1話面白かったです。これは期待枠…と言いながらも、アニメは結構安っぽいので、ほどほどの期待にしておきます。今のところ可能性ですが、化けたら面白そうだなあ、とは思います。出落ち、パターン化ではないことを祈ります。そして、謎の光いる? {/netabare}


2話 放送事故並みの止め絵も、やっぱり面白い。演出力でしょうか。

{netabare}  地上波でもやってるんですよね?今回は随分攻めてましたけど大丈夫か?と思ったら、ATXの他はサンテレビ、KBS、BS11ですか。一応選んでるんですねえ…

 巫女に面…そして○○○○とはマニアックな…古き良き日本の緊縛ですね。

 で、なかなか面白い展開でした。一方的な蹂躙だと飽きるかなと思っていたら、まさかでしたね。ヒロイン?のコンプレックスをエピソードでもっと描いてくれると奥行が増すのですが、まあ、過剰な期待はしませんが、おバカな作品に見えて、妙な何かに引っかかりがありますので、展開に期待します。テーマ的なものが見えてくるのでしょうか?

 それにしても面白さは作画じゃないということでしょうか?ファミレスのアップシーンとか放送事故か?と思うレベルでしいた。5,6秒は動かなかったと思います。一番力が入っていたのがSM雑誌だった気もします。それでも面白いのは演出力なんでしょうか?

 で、1話のあこがれverも見ましたが、謎の光があった方が見やすいかも。どうせこのレベルの作画ですからね。想像を掻き立てられる分で変な効果が出ていると思います。{/netabare}

3話 アニメは予算じゃない。センスと工夫だ。

{netabare} 面白い作品は予算じゃなくてセンスなんだろうなあ…と。本当に面白いです。ストーリーやキャラが秀逸なのはもちろんですしプレイのシーンが秀逸なのはもちろんです。謎の光があっても…というかあったほうが面白いのはすごいですね。
 それだけではなくて、金髪の娘の髪のハイライトが白抜きではなくピンクになっていたり、EDの歌詞がしっとりとSの目覚めについて歌ってたりで、アニメ作りに関していろんなところの工夫がいいですね。

 あるいは原作×制作会社の奇跡のマリアージュかもしれません。

 というか、これが予算があっていい作画だとつまらなくなる気がします。作画のB級感が脱力系の面白さにつながっています。その点では「おにまい」と似て非なる面白さですね。

 3話はちょっと電気ショックプレイだと物足りないかな…と思ってたらアズール…最高です。「うてな×アズール」がいい感じなのが伏線なんでしょうか。

 レオパルトが承認欲求キャラでうてなとの対比で、結構キャラがちゃんとあるんですよね。これが物語の面白さを引き出しています。ところでレオパルトはベットの上で何をしてたんでしょう?自家発電ではなく、エロ系の写真アップでいいねを貰おうとしていた…と見えたんですけど、スマホとかが描かれていなかったので確信がもてませんでした。 {/netabare}


8話 笑いの感情とサディズムは相性がいい。境界線上だから面白い。

{netabare} いわゆる一般と成人の線引きって、考えてみればかなり恣意的ですよね。性癖の多様性を考えれば、単にどこまで見せているのかで考えるのはかなり乱暴です。その線引きに挑戦しているのが本作かなあという気がします。

 変な言い方出すが、大人が見ればこの作品はギャグです。決してアダルトには見えません。魔法少女もののパロディとしてギャグ要素をエロにする、というだけの話です。薄い本の様なニーズでは決してないと思います。

 こういう面白さを表面上の裸体表現の有無で安易に判断することで、どこかでクオリティを犠牲にしているのではないのか?という気がしなくはないです。「お兄ちゃんはおしまい」でも、ある意味本作のベクトルのチャレンジはありましたが、そのコンセプトは本作においてもっと先鋭的です。

「笑い」はサディスティックな感情と相性がいいのは漫才・コントで良く知られています。みっともない、醜い、痛い、そして裸…蔑む心が笑いを誘います。

 なんとなく本作を見ていると「笑いの構造」「エロとギャグ」「ジャンル・規制とは何ぞや?」などと考えてしまいます。見ているときはもちろん普通に楽しんでますけどね。
 要するに本作の「ジャンル」は境界線上ぎりぎりだと思いますが、その境界線が生み出す面白さだなあ、と思います。そこに人間の感情が一番動くポイントがあるのかもしれません。

 それとマジアアズールだけ、妙に内面の深掘りが丁寧ですよね。このキャラがいることで深みがあるように感じているのは錯覚でしょうか?7話最高でした。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

憧れと似た、このどうしようもないキモチ

DアニであこがれVerを視聴、あまり隠れてなくてビックリ
ゆ、湯気がにゃい(*´ -`)
悪の女幹部に焦点当てた話で、元々は善人なのにだんだん悪に目覚めていくコンセプトは面白いと思うけど、魔法少女アニメの本来のターゲットである、女性向けでこのコンセプトの話が見てみたい
黒猫のマスコットがかわいい

プリキュアなど女の子が変身して戦う話でヒロインサイドがピンチになるのは最大の見せ場だと思うんですよ、追い詰められて酷い目にあうからこそ、頑張って!!って応援したくなるんです
男だったらボロボロになって立ち上がればいいんだけど、女子が殴られて傷ついてボロボロになるところはあんまり見たくない、でもかわいそうな目に合うのを見ると共感して応援したくなるのが女子なので、だから魔法少女は怪人の変な能力にやられてピンチになるのがちょうどいいのだと思うし、心のどこかにピンチになるのを期待している気持ちありますよね?
だからドSなのはともかく、ウテナの魔法少女に対する倒錯した気持ちはそこまで特殊なわけじゃないと思うんです

残念なのは、ウテナが悪に堕ちていく過程が雑なところ、例えば魔法少女アニメを見ていてヒロインがピンチになるとドキドキして期待しちゃうような描写とか、元々あった狂気の片鱗とか、魔法少女との友情と興奮する気持ちの葛藤とか、サディスティックに目覚めていく過程をじっくり描けばもっと面白い作品になったと思う
魔法少女3人ともっとウテナとがっつり絡ませて、大好きなみんなに酷いことをして興奮する私、どうかしてる・・・って言いながらもはまっていく、そういった倒錯していく気持ちをねっとり描けばよかったかな?
エロのほうに力入れちゃったのは残念だけど、面白い作品だと思う

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

やはり魔法少女は素晴らしい…byマジヤベーゼ。久々に「謎の光」が輝くとき。

 主役の名前がうてなで、ネイチャこと前田さんが出ている時点で期待作。もこっちっぽい陰キャデザインをここまで良くしたのは素晴らしい。


 アリス登場くらいから作画もテンションも下がっちゃったけど、7話終盤から持ち直しましたね。声優さんもノリノリで、イジり辛い感じに下手とか、アリスちゃんとキウイちゃんの仲良しぶりも良い。こっからの展開が楽しみでワクワクしてきた。


「ラブリーロコ」が聞けただけでこの作品見た甲斐がありました。「イジり辛い感じに絶妙に下手くそだなお前…」byキウイちゃん。それにしても、ウテナ役の和泉さん新人ぽいが才能あるなぁ〜。こんな汚れで才能開花させちゃうと、一発で終わっちゃうか、大輪の花を咲かせるか2つに一つやでぇ。


 全体的に作画が平均的に良しとされがちな退屈な優等生感ある昨今のアニメ業界で、本作は平均より重要なポイントで作画開放するというどちらかというと昔ながらな姿勢で臨んでいて好感がもてる。なにより魔法少女の敵という道に矜持を見せるマジヤベーゼという主役が一本筋が通っているからやる気のない単なるネタエロに堕していない。


 薄っぺらい弱肉強食論を説いてるロードに対して、マジつまんねぇーこの人なに言っての?というマジヤベーゼの姿勢には、昨今現実にも跋扈しているイキリ逆張り小賢しい勢に対する良いカウンターで心地よい。ロード、実は正体は本当にイキってる小学生とかでも良かったなぁ。久々に2期が欲しくてオラわくわくしてきたぞ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12

60.3 3 2024年度の悪の組織アニメランキング3位
アクロトリップ(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (15)
98人が棚に入れました
みつけた、熱くなれるもの(魔法少女)をー祖父のもとを訪れた地図子は、街を守る魔法少女・ベリーブロッサムと出会い、たちまち夢中に。 しかし、敵対する悪 の組織「フォッサマグナ」総帥・クロマの攻撃があまりにもパッとせず、2人の戦いは見応えゼロ。もっと、ベリーの活躍を愛 でたい地図子はモヤモヤを募らせていく・・・。 「魔法少女をもっと輝かせたい・・・強いてくれ、苦戦を!」 その欲望(?)が、内気な少女を悪の路に導いてゆく―。

声優・キャラクター
伊達地図子:伊藤美来
クロマ:島﨑信長
ベリーブロッサム=乃苺佳寿:水瀬いのり
マシロウ:河西健吾
大溝芭隆:森久保祥太郎
心亜:花井美春
月:沢城千春
ヒュー:子安武人
おじいちゃん(伊達翠京):相馬康一
クマ怪人:亀山雄慈
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